過敏性血管炎は、皮膚の細い血管(微小循環系)に炎症が起こり、隆起した紫斑やじんま疹様の発疹などの皮膚症状がみられる病気で血管炎のひとつです。この病気は、薬剤や細菌などに免疫系が過度に反応するアレルギー反応が原因であることにより「過敏性血管炎」と呼ばれてきました。しかし、他の血管炎でも免疫系の異常があることや、同様の皮膚症状が起こることがわかってきたため、この病名は使わず、「皮膚白血球破砕性血管炎」という病気に含めるか、その他に原因となる病気があれば、その名前を使うように血管炎の国際会議で提案されました。「皮膚白血球破砕性血管炎」とは、皮膚の組織検査で細い血管に急性の炎症を示す白血球の破砕像がみられ、全身的な症状がない皮膚症状のみの血管炎のことです。治療は、薬剤など明らかに原因となるものがあれば中止し、治療薬としてステロイド薬が通常よく効果を示します。
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