平成23年度

 

三浦記念リウマチ学術研究賞

 本賞は、ご自身がリウマチ患者さんであった三浦ふさ子さん(故人)からの寄付金を基金に、リウマチ性疾患に関する独創的な調査研究を行っている研究者に贈られるものです。

 6月3日、東京・丸ビルホールで開催の「リウマチ月間リウマチ講演会」で授賞式を行いました。

 

【平成23年度 三浦記念リウマチ学術研究賞授賞者】

氏名

所属

研究題目

岡本 一男

東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科分子情報伝達学
助教

自己免疫性Th17細胞を制御できる新規分子標的の探索

 

リウマチ性疾患調査・研究助成

 

 リウマチ対策の根幹は、調査・研究の推進にあります。当財団では、リウマチ性疾患の病因、診断・治療、予防・疫学に関する調査研究を課題として、全国医(医・歯)科大学長等が推薦し、審査で選ばれた独創的な調査・研究に意欲的に従事する研究者に、調査研究助成をしています。

 平成23年度は46名の申請者の中から次の12名(三浦記念1名)が選ばれました。助成金は各100万円。

【平成23年度  リウマチ性疾患調査・研究助成者】

氏名

所属

研究題目

池田  啓

千葉大学医学部附属病院
アレルギー・膠原病内科
助教

末梢血単核球の網羅的遺伝子発現解析による関節リウマチに対するアバタセプトの薬効予測と効果発現機序の解明

一瀬 邦弘

長崎大学病院
第一内科
助教

ループス腎炎におけるCalcium/Calmodulin依存性蛋白キナーゼⅣのメチル化解析

井上 靖道 名古屋市立大学大学院薬学研究科
医薬品代謝解析学分野
講師
関節リウマチ関連タンパク質PADI4によるTGF-βシグナル伝達制御機構の解析
岩崎 倫政 北海道大学大学院医学研究科
准教授
関節リウマチの病態におけるスフィンゴ糖脂質の機能的役割
川人  豊 京都府立医科大学大学院医学研究科
免疫内科学
教授(学内)
関節リウマチにおけるMDSCs(Myeloid-derived suppressor cells)の機能の研究
瀬川 誠司 筑波大学医学医療系内科
(膠原病・リウマチ・アレルギー)
博士課程学生
間質性肺炎病態におけるCD161陽性γδT細胞作用機序の解明
関亦 正幸 山形大学医学部
非常勤職員
炎症性サイトカイン遺伝子発現に関与する高次クロマチン構造を分子標的とした新規リウマチ治療法の開発
藤井 穂高 大阪大学微生物病研究所
准教授
リウマチを防ぐ生体機構の解析
味八木 茂 広島大学病院再生医療部
講師
新規細胞間コミュニケーション因子である分泌microRNAを含むエクソソームの関節リウマチにおける役割
吉藤  元 京都大学医学部附属病院
免疫・膠原病内科
助教
新規SLEモデルマウス「抗DNA抗体ノックイン・マウス」におけるBAFF動態の解析と制御

若林 邦伸

日本赤十字社医療センター
アレルギー・リウマチ科
医師

リウマチ性疾患における感染症の実態調査および解析

(50音順)

 

 


トップへ