平成26年度

三浦記念リウマチ学術研究賞

 本賞は、ご自身がリウマチ患者さんであった三浦ふさ子さん(故人)からの寄付金を基金に、リウマチ性疾患に関する独創的な調査研究を行っている研究者に贈られるものです。

 6月14日、東京・丸ビルホールで開催の「リウマチ月間リウマチ講演会」で授賞式を行いました。

 

【平成26年度 三浦記念リウマチ学術研究賞授賞者】

氏名

所属

研究題目

岡田 随象

東京医科歯科大学
大学院医歯学総合研究科 疾患多様性遺伝学分野
テニュアトラック講師

HLA imputation法を用いた関節リウマチの病態解明およびバイオマーカー探索

 

リウマチ性疾患調査・研究助成

 

 リウマチ対策の根幹は、調査・研究の推進にあります。当財団では、リウマチ性疾患の病因、診断・治療、予防・疫学に関する調査研究を課題として、全国医(医・歯)科大学長等が推薦し、審査で選ばれた独創的な調査・研究に意欲的に従事する研究者に、調査研究助成をしています。

 平成26年度は38名の申請者の中から次の7名(三浦記念1名)が選ばれました。助成金は各100万円。

【平成26年度  リウマチ性疾患調査・研究助成者】

氏名

所属

研究題目

一瀬 邦弘

長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 展開医療科学講座(第一内科)
助教

ANCA関連血管炎におけるmicrobiome研究

小松 紀子

東京大学大学院医学系研究科
免疫学
特任助教

自己免疫性関節炎における滑膜線維芽細胞と免疫細胞の相互作用の病理的意義

近藤 直樹 新潟大学大学院医歯学総合研究科 機能再建医学講座整形外科学分野 助教 骨関節疾患における活性酸素制御におけるユビキチン特異的プロテアーゼ10の機能
田中 繁 千葉大学医学部附属病院
医員
Sox5による強皮症線維化病態形成機構の解明
坪井 洋人 筑波大学医学医療系内科
講師
新規疾患「IgG4関連疾患」におけるCCL18-CCR8シグナルと疾患特異的治療標的分子の探索
丸山 健太 大阪大学
免疫学フロンティア研究センター自然免疫学 助教
神経関節クロストークによる関節炎病態の解明を目指した遺伝学的基盤の構築

(50音順)

 

 


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